石原詢子 ヒット全曲集'07

石原詢子 石原詢子 ヒット全曲集'07歌詞
1.ふたり川

作詞:麻こよみ
作曲:岡千秋

身を切る冷たさ 世間のつらさ
耐えて流れる ふたり川
隠し事など しないと決めて
こころひとつに どこまでも
いい日が来るでしょ いつの日か
うしろ向かずに 生きて行く 生きて行く

無理などするなと 叱ってくれる
あなたの優しさ あたたかさ
通うぬくもり あなたの肩に
そっと隠れて 甘え泣き
いい日が来るでしょ いつの日か
この手離さず ついて行く ついて行く

涙を集めた この世の川を
渡って行きます ふたり川
人が羨(うらや)む 幸せよりも
そばにあなたが いればいい
いい日が来るでしょ いつの日か
明日を信じて 生きて行く 生きて行く


2.迷い橋


3.人恋しぐれ

作詞:里村龍一
作曲:水森英夫

幾つになろうと 女の胸は
叶わぬ恋に 旅する舟よ
揺れて流れて 木の葉のように
見えない運命(さだめ)に 明日(あした)を探す
哀しい夢でも 夢でもいいわ
あなた一人が 欲しいだけです
人恋しぐれ

お酒の向こうに 昨日(きのう)を映(うつ)し
まばゆい頃の 想い出ゆする
肌を合わせて 抱かれる度に
いつかは別れが 来る日を思う
あなたと二人で 二人でいても
すがりつきたい 愛が見えない
人恋しぐれ

霙(みぞれ)にふるえて 命の限り
はかない花も 咲こうとするわ
子供みたいに わがまま言えば
も一度むかしに 戻れるかしら
ひとりが淋しい 淋夜は
夢であなたに たどり着きます
人恋しぐれ


4.明日坂(詩吟「宝船」入り)


5.きずな酒

作詞:里村龍一
作曲:叶弦大

夢のようです あなたと二人
さしで飲むのは 久しぶり
愚痴を畳に こぼしたら
苦労ぐらしの 甲斐がない
窓の下には すみだ川
惚れて注ぎ合う きずな酒

風の哭く音 淋しい夜も
側にあなたが いればいい
呼べば五秒で とんでくる
愛がうれしい 一ツ屋根
涙ふき合う そのたびに
情け深まる きずな酒

忘れかけてた おんなの夢を
いつか咲かせて くれたひと
ふたり寄りそう 肩越しに
夢がふるよな 星あかり
何もなくても 倖せよ
惚れて注ぎ合う きずな酒


6.紅い月

作詞:仁井谷俊也
作曲:五木ひろし

ひとり恋化粧
ときめくこころで夜の道
人の眼を避けながら 逢いに来た
あなた好みに 結いあげた
髪をやさしく 解かれて
この生命… 燃えてゆく…
あヽ紅い月

生きて結ばれぬ
あなたを一瞬(ひととき)憎めたら
あきらめることさえも 出来るのに
闇に衣(きぬ)ずれ 虫の声
息を殺して 腕の中
昨日には…
戻れない…
あヽ紅い月

愛は花嵐
一日逢わないそれだけで
百年も千年も恋しいの
夢か現(うつ)つか 幻か
おんな写し絵 走馬灯
束の間に… 躰(み)を焦がす…
あヽ紅い月


7.みれん酒

作詞:里村龍一
作曲:水森英夫

お酒にすがる 悲しさを
きっとあなたは 知らないでしょう
夢の数だけ 涙も枯れた
駄目になるとは 知らないで
みんなあげたわ あなたには
想い出が泣いている 幸せみれん酒

あなたの側(そば)で 尽くしたい
それが私の 生きがいでした
信じられない 別れたなんて
こんな気持ちじゃ もう二度と
他(ほか)の男(ひと)など 愛せない
霧雨も泣いている 幸せみれん酒

夜更けの町は 人も無く
帰る家路は 淋しく辛い
今もあなたが 命の私
悪いところは 直すから
どうか私を 捨てないで
恋しさが泣いている 幸せみれん酒


8.郡上恋唄


9.桟橋

作詞:たきのえいじ
作曲:四方章人

風にもつれて 海猫鳴けば
なぜか心は 冬になる
恋しさ六分に 憎さが三分
あとの一分で また待ちわびる
あなた私を 包んでよ
今日も桟橋 波ばかり

逢いに来ないで 夢ならいいの
覚めりゃ涙の 種になる
爪先立てても みえない明日
あなた答えて 身の振り方を
船に罪など ないけれど
ひとり桟橋 立ち尽くす

船が行く度 又戻る度
波が未練の 文字になる
あなたといたなら 短いはずの
夜の長さに 心が痛む
汽笛ばかりが 鳴りやまず
日暮れ桟橋 雨まじり


10.ふるさと恋唄


11.桜貝のかほり

作詞:岡田冨美子
作曲:永井龍雲

なぜ好きなのかわからない
なんで燃えて苦しむの
水平線のあの向こう側へ
手をとりいっしょに逃げますか

桜貝に願い込め
空に投げても落ちてくる
しあわせが欲しいわけじゃない
あなたを失いたくないの

夕日を浴びた引き潮が
つらい恋を物語る
抱き寄せられてふと涙ぐんで
優しいあなたを恨みます

桜貝を指に乗せ
熱い吐息で暖めて
お別れの瞬間(とき)が来ぬように
きれいな呪文をかけました

潮風(かぜ)に吹かれて歩くほど
帰る町が遠くなる
この砂浜に寝ころんで今夜
ふたりの宿命変えましょうか

桜貝を胸に当て
明日(あす)も逢える?と尋ねたら
波音が耳に広がって
あなたの返事を消して行く


12.冬の街